自己破産という制度
自己破産って聞くと大抵の人は「自己破産なんて人としてやってはいけない事」「自己破産した人なんて信用出来ない」という評価を下したりしますよね。
実はそうではないのです。
確かに自己破産というと、借金して自己破産して逃げたとか、そもそも借金するなんて人間的にどこか堕落しているという考え方をしてしまいます。
でも本当にそうでしょうか?
世の中には望む望まざるにも関わらず借金する羽目になってしまいどうにもならなくなって自殺する人も多々います。
そういう人を法律に基づいて救済するのが自己破産という手段なのです。
もし冒頭に書いたように人としてやってはいけない事であったなら、自己破産をして借金がゼロになったところでその人は一生「人」として生きていけなくなるという事になります。
自己破産者が人として生きていけなくなるのであれば、就職も出来ずお金を稼ぐ事も出来なくなるワケです。
これでは自己破産しようがしまいがその人に「死ね」と言っているのと同じですよね。それならわざわざ自己破産する必要もないでしょう。
自己破産者は信用を失うという事ももちろんありますが、実直にコツコツやってきた自営業者がたまたま悪い業者などに引っ掛かり借金した挙げ句自己破産に至った等のケースでもその人自身を信用できないでしょうか?答えは「ノー」だと思います。
真面目だからこそ借金をしてしまい自己破産に至ったという人は世の中にゴマンといると思います。
自己破産者に対するイメージの悪さは一部の「逃げ得」の人たちによって作られたものだと思っています。
自己破産は日本の国が法律で認めた借金に苦しむ人々を救済する為の制度なのです。